何を使ってる?ブラウザについて

2017年7月10日役立ち

どうもこんにちは。Since61管理人です。

世の中には様々なブラウザが存在します。PCやスマートフォンに最初から入っているものもありますが、ブラウザを変えるだけでもっと便利にインターネットサーフィンができたり、サイト制作がはかどったり。使用目的に合ったブラウザを使いたいですよね。

今回はそんな"ブラウザ"  についてのご紹介です。

そもそもブラウザとは?

ウェブブラウザ(インターネットブラウザ、web browser)とは、 World Wide Web (WWW) の利用に供するブラウザであり、ユーザエージェント (UA) である。具体的には、ウェブページを画面や印刷機に出力したり、ハイパーリンクをたどったりするなどの機能がある。単にブラウザ(ブラウザー)と呼んだ場合、多くはウェブブラウザのことを指す。
WWW 上の情報リソースを扱うアプリケーションであり、ウェブページ・画像・動画・音声等の情報リソースの識別には Uniform Resource Identifier (URI) を使用する。

おわかりいただけましたでしょうか?なんだか難しいですね。

ではこれはどうでしょう? 全部ではなくても、どれか一つはきっと見たことがあるはずです。

各種ブラウザ

左からGoogle Chrome、Firefox、Internet Explorer、Opera、Safari という名前です。

Microsoft edgeロゴ

そしてInternet Explorerの後継としてWindows10のデフォルトブラウザになったのがこちらMicrosoft Edge

ブラウザ…… 一言で表すと、ウェブサイトを見るためのものです。みなさんは何をお使いでしょうか。

各ブラウザについて

ここからは簡単にブラウザについて説明させていただきます。

Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)

Internet Explorerロゴ

これは言わずと知れたMicrosoft(マイクロソフト)が開発したブラウザで、Windowsの標準ブラウザです。Windows10からはMicrosoft Edgeに切り替わったので、開発は終了しています。やはりWindowsの標準ブラウザということで、多くの人に馴染みがあるんではないでしょうか。

以前は “セキュリティ面が脆弱"   “重い"   “遅い"   “バグが多い"   “フォントが汚い"   “ダサい"   なんて散々叩かれていました。かわいそうですよね……。ですが、個人的にぼくも大っ嫌いでした。できればあまり使いたくありません。
IEのことは忘れてしまいましょう。

Firefox(ファイアフォックス)

Firefoxロゴ

これはMozilla Foundation(モジラ・ファウンデーション)が開発・公開している、オープンソースのWebブラウザです。

あらゆる分野に使い勝手がいいとされるFirefoxですが、特にゲームプレイヤー、または大量画質の動画再生などに向いているブラウザです。豊富なアドオン(拡張機能)が魅力的で、自分の思い通りのブラウザーを作り上げることができるのが魅力的です。

また、 Mozillaのサービスである「Firefox Sync」にも統合されていて、この機能を使えば複数のパソコンやスマートフォンからFirefoxのデータを同期することも可能です。次にご紹介するグーグルクロームと並び、Webの仕事をしている人の多くが、このブラウザを使っています。個人的にもこの仕事を始める前から愛用しているブラウザです。もう15年程になるでしょうか。当時はIEの遅さにイライラして、なんとかならないものかと色々探していた時に出会いました。最近はもっぱらクロームをメインブラウザとして使うことが多くなりましたが、今でもお世話になっています。個人的に非常に思い入れのあるブラウザです。

インストールはこちらから:Firefox公式

Google Chrome(グーグルクローム)

GoogleChrome ロゴ

Google(グーグル)が開発しています。[軽い、速い、動画がきれい、GmailやGoogleカレンダーが使いやすい] と何拍子も揃ったスーパーなブラウザです。これもFirefoxと同様、さまざまな拡張機能があります。出た当初は拡張機能の少なさでFirefoxから乗り換えることをためらっていましたが、いつしかそんなことを感じさせないようになりメインブラウザの座に君臨しました。

2008年の公開以来、凄まじい勢いでシェアを伸ばしています。多くの人がクロームに移行するのもわかります。だって使いやすいんだもん!

インストールはこちらから:Google Chrome公式

Opera(オペラ)

Operaロゴ

オペラ・ソフトウェア (Opera Software ASA) によって製作されているウェブブラウザです。ノルウェーのソフトウェア開発会社ですね。上記のブラウザに比べて知名度は落ちますが、熱狂的なファンがいるようです。ただ、ちょっと調べようと思ったのですが、ほとんど情報がでてきませんでした。よっぽど使ってる人いないんでしょうか……

オペラは13年ほど前にIEからの移行ブラウザを調べていた時にちょっとだけ使いました。それから何度かPCを変えましたが、一度もインストールしていないので、情報は古いのですが、"とにかく速い" という印象です。当時はびっくりするくらいサクサク動いてたんです。でもトータルで考えたらFirefoxの方が使いやすかったので、そのままアンインストールしましたが……。

公式サイトを見る限り、クロームに近いのかなぁと感じます。

インストールはこちらから:Opera公式

Safari(サファリ)

Safariロゴ

MacやiPhoneを使っている人にはお馴染みですね。Apple(アップル)が開発しています。とにかく美しいです。いつものサイトを見ていても、すごくきれいなサイトに見えます。ただ、拡張機能はFirefoxやGoogle Chrome程ではありません。以前はWindows版もありましたが、2012年5月に開発を停止、提供元での配布も2015年6月に終了と、今現在はApple製品でしか使えなくなっています。Macで使用する場合はGoogle ChromeよりもSafariの方がスピードも早く、メモリの消費量も少ないようです。Macを使っている方はSafariをメインブラウザにしている人も多いですよね。


他にもたくさんブラウザはあるのですが、上記5つが5大ブラウザと呼ばれるブラウザです。

WindowsPCの場合は、Internet ExplorerやMicrosoft Edge、MacやiPhoneの場合は、Safariがそれぞれ標準装備されています。「PCに標準搭載されているPCからそのまま使っている」 という方もいるかもしれません。

数時間のネットサーフィンのみの利用もあれば、ガッツリとWEBサイトを作るという方もいらっしゃると思います。目的が違えば、”使いやすい” と感じるのも人それぞれです。せっかく多くのブラウザがあるのですから、無理してデフォルトで入っているブラウザを使うのではなく、自分の使用目的にぴったりと合うようなブラウザをインストールすることによって、作業効率アップや時間短縮に繋がります。使いやすいブラウザを探してみてはいかがでしょうか

各ブラウザのシェア率は

2016年8月〜2017年6月ブラウザシェア推移早見表

ここでちょっと数字を出してみます。Net Applicationsによると、2017年6月現在のデスクトップブラウザシェアは、

  1. Google Chrome : 59.49%(39.09%)
  2. Internet Explorer : 16.84%(39.10%)
  3. Firefox : 12.02%(10.54%)
  4. Microsoft Edge : 5.65%(4.32%)
  5. Safari : 3.72%(4.87%)
  6. その他 : 2.29%(2.09%)

となっています。(カッコ内は2016年3月の数字)

なぜカッコ内を1年以上も前にしたかと言うと、2016年4月からシェアトップがこれまでのInternet ExplorerからGoogle Chromeへと変わった境目の月だったからなんです。Internet Explorer(インターネットエクスプローラー:以下IE)は2005年には90%以上のシェアがあったらしいのですが……Google Chromeの勢いが凄まじいことと、IEの出来があまりにもひどかったからでしょうか。IEの凋落と、Google Chromeの一人勝ちっぷりに目がいってしまいますが、3位以下に入っているFirefoxやSafariは安定した人気があるということがわかります。

まとめ

最初に述べたように、PCやスマートフォンにデフォルトで入っているものを使うのもいいのですが、ブラウザを変えただけで、"感動するほどインターネットがおもしろくなる" 場合があります。すべて無料で使用できますので、ぜひ自分に合ったブラウザを探してみてください。